タイヤローテーションが必要な理由は？費用相場や無料にする裏技公開

タイヤは定期的にローテーションした方がいいって聞くけど本当に必要？

結論

タイヤローテーションは必要です。

タイヤはローテーションしないと、以下のデメリットが発生します。

タイヤローテーションを定期的に行うことで長持ちさせるだけでなく、性能悪化を防ぐことができます。

タイヤローテーションとは？

タイヤローテーションとはタイヤの装着位置を変えることを指します。

タイヤは同じ装着位置で使い続けると以下のようなことが起こります。

特にFF車の前輪はFR車と比べると1.3倍も溝の減りが早いと言われています。

装着位置を定期的に変えることでこれらを防いで、溝を均一に減るようにすることがタイヤローテーションの目的です。

ローテーションを行う目安の距離は以下の通りです。

夏タイヤ	5,000kmに1回
冬タイヤ	3,000kmに1回

タイヤローテーションをすることで2つのメリットが生まれます。

タイヤの性能悪化を防ぐ→安全運転につながる

偏摩耗画像準備中

タイヤローテーションを行わないと偏摩耗が起きやすくなります。

偏摩耗が起こると以下のような症状があらわれます。

また、タイヤローテーションを行わないと前輪の方が寿命が短くなる傾向にあるので2本だけ交換するケースがでてきます。

この場合、2本の新品タイヤと2本の古いタイヤには性能差がでてしまうのでタイヤ本来の性能を発揮する事ができません。タイヤは4本そろって性能を本来の発揮するものなのです。

タイヤローテーションをして溝を均一に減らすことで性能悪化を防ぐことができます。結果的に安全運転が可能になります。

タイヤが長持ちする→経済的

偏摩耗は異常な減り方なので通常よりも早く寿命を迎えます。ローテーションをして偏摩耗を防ぎ長持ちさせることで経済的になります。

タイヤ購入時においても1本・2本などのバラ売りよりも4本セットの方がお買い得なことが多いです。

作業場所と費用相場

作業は以下表の場所で受け付けています。基本的には店舗で購入していないタイヤでも作業は受け付けてもらえます。

店舗	タイヤローテーション料金
タイヤ専門店	4,400～6,600円
カー用品店	3,300～6,600円
カーディーラー	4,400円
ガソリンスタンド	2,750～6,600円
修理工場・整備工場	4,400円

各2～3軒ずつランダムで選んだ店舗で料金調査をしました。

しかし、工賃は以下内容によって振れ幅があります。

• 地域
• 車の大きさ
• タイヤサイズ

正確なタイヤローテーション料金はお近くの店舗で確認しましょう。

タイヤローテーションを無料にする裏ワザ

タイヤローテーションを無料にするポイントは「ついでにお願いする」です。

以下2つのついでにお願いできるタイミングを活用してタイヤローテーションを無料にしましょう。

夏⇔スタッドレスタイヤ履き替えと同時にお願いする

スタッドレスタイヤをお持ちの方は夏タイヤとスタッドレスタイヤを履き替える時がチャンスです。

履き替えをする時は当然、車体からタイヤを外すのでついでにタイヤローテーションをお願いすると無料で実施してもらえます。

店舗によっては気を利かせて勝手にやってくれているところもあります。

法定12ヶ月・24ヶ月点検・車検時にお願いする

• 法定12ヶ月点検
• 法定24ヶ月点検
• 車検

上記の時にはブレーキの点検をするために車体からタイヤを外すので、ついでにタイヤローテーションをお願いすると無料で実施してくれます。

店舗によっては気を利かせて勝手にやってくれているところもあります。

まとめ

タイヤローテーションをしないと以下のようなことが起こります。

タイヤローテーションは以下目安を参考にして定期的に行いましょう。

夏タイヤ	5,000kmに1回
冬タイヤ	3,000kmに1回

以下裏ワザを活用すればタイヤローテーション料を無料できます。おトクにタイヤを長持ちさせましょう。

タイヤを長持ちさせるためにはタイヤローテーションだけでなく定期的な空気圧点検も必須です。

詳しくは「タイヤの空気圧点検頻度は月１必要！空気圧が減ると最悪破裂！？」を参照ください。