【2023年11月更新版】
- ネットでタイヤを購入したいけどメーカーも種類もたくさんあってどれを選べばいいかわからない
- おすすめを調べると高いタイヤしか出てこない…
- 変なタイヤを買って失敗したくない
- 必要以上の性能のタイヤは高いから買いたくない
ネットでタイヤを購入する時に困るのが「タイヤ選び」ですね。
- 車に合わないタイヤを選んでタイヤの寿命を縮めてしまう
- 必要以上に高いタイヤを買ってしまう
かと言って、タイヤ屋さんやカーディーラーでおすすめのタイヤを聞いて購入はネットで済ませるのは申し訳無いし面倒ですよね。
- あなたの乗り方に合ったタイヤの選び方
- お買い得メーカーはどこ?
- 格安輸入タイヤや中古タイヤはアリなのか?
本記事を5分程読めばタイヤ屋さんで受ける接客と同じクオリティのタイヤ選びが誰でもできるようになります。
手間暇かけずにあなたに合ったベストなタイヤをネット購入をすることができるようになります。
本記事では以下国内4社に絞った選び方を解説していきます。
- ブリヂストン
- ダンロップ
- ヨコハマタイヤ
- トーヨー
理由は筆者としても自信を持っておすすめできるブランドだからです。
- 安心の実績と信頼あるブランド
- 流通量の多いタイヤはパンクなどの緊急時に対応しやすい
あなたの乗り方にあったサマータイヤの選び方
選び方はカンタンです。記事に沿って2つの確認と2つの選択をするたけです。
- タイヤサイズを確認する
- 乗っている車の形を確認する
- グレードを選ぶ
- ブランドを選ぶ
タイヤサイズを確認する
タイヤサイズはタイヤの側面に刻印されています。上画像の例でいうと「195/65R15」の部分がわかればOKです。「91H」の部分はとりあえず無視して大丈夫です。
乗っている車の形を確認する
ご自身がお乗りの車の形を確認してください。
自分の車の形が分からない場合はこちらをクリック。代表車種一覧
- 軽自動車
-
- アルト
- デイズ
- ミラ
- ワゴンR
- N-ONE
- N-WGN
- 背の高い軽自動車
-
- アトレーワゴン
- ウェイク
- スペーシア
- タント
- デイズルークス
- ムーヴ
- N-BOX
- セダン・ワゴン
-
いわゆる普通の形の車
- カローラ
- クラウン
- プリウス
- プリウスα
- マークX
- ミニバン
-
背の高い車
- アルファード
- ヴォクシー
- ヴェルファイア
- エルグランド
- オデッセイ
- ステップワゴン
- セレナ
- ノア
- フリード
- コンパクト
-
セダン・ワゴンより一回り小さい車
- アクア
- ヴィッツ
- カローラーフィールダー
- シャトル
- タンク
- ノート
- フィット
- マーチ
- ルーミー
- パッソ
- ヤリス
- SUV
-
SUVは以下の3つに分かれます。
- クロスオーバー型
- 小クロスオーバー型
- クロスカントリー型
クロスオーバー型
- エクストレイル
- ハリアー
- フォレスター
- CR-V
- CX-5 CX-8
- RAV4
- RX
小クロスオーバー型
- ヴェゼル
- ヤリスクロス
- ライズ
- CH-R
- CX-3
クロスカントリー型
- ジムニー
- パジェロ
- パジェロミニ
- ランドクルーザー系
グレードを選ぶ
グレードを選ぶ方法
- グレードを決めるチェックリストに回答
- 「チェックリストの結果」・「車の形」をもとにグレードを選ぶ
①グレードを決めるチェックリストに回答する
- モチはいい方が良い?(溝の減りにくさ)
- 音は静かな方が良い?
- 乗り心地はいい方が良い?(背が高い場合はふらつきにくい)
- 高速道路でも安定した走りをしたい?
モチの良さとは?
ゴムが擦り減りにくいという意味です。つまりモチが良い方が長い距離走行できます。長い年月使えるという意味ではありません。
音の静かさとは?
タイヤは走行することで3種類の音を発生させています。グレードが高いタイヤの方がこれらの音が小さくなる工夫がされています。
荒れた路面を走っている時になる『ゴー』という低い音
音が静かになると以下メリットがあります。
- 後部座席からの声も聞き取りやすくなる
- 社内の会話がスムーズに
- 音楽やカーラジオが聞きやすくなる
- 音楽などを楽しめる
- 疲れない
- ドライブが楽になります
乗り心地とは?
乗り心地の良さとは以下のようなことです。
- カーブでふらつきにくい
- スピードを出してもしっかりと安定している
乗り心地が良くなると以下のようなメリットが生まれます。
- 同乗者が酔いづらい
- 後部座席に乗っているお子様が車酔いしていませんか?
- 疲れない(特にドライバーが)
- 遠出のドライブも楽になります。
グレードが高い方がふらつきにくく安定した走行が可能になります。特に背の高い車は乗り心地の影響が出やすいので最低でも背の高い車向けのタイヤをおすすめします。
②「チェックリストの結果」・「車の形」をもとにグレードを選ぶ
車の形別タイヤグレード一覧表
グレード | ブリヂストン | ダンロップ | ヨコハマ | トーヨー |
---|---|---|---|---|
プレミアム | REGNO GR-Leggera | ADVANdB V552 | ||
コンフォート | LE MANS V | BluEarth-GT AE51 | TRANPATH LuK | |
スタンダード | ECOPIA NH200C | ENASAVE EC204 | BluEarth AE-01 | NANO ENEGRY3 |
リーズナブル | NEXTRY | EC202L | BluEarth-Es ES32 | SD-k7 |
グレードの決め方
チェックリストいずれか一つでも最高性能が良い
- 最高グレードを選ぶ
チェックリスト全てに当てはまる
- 最高グレードを選ぶ
チェックリストいずれか一つでも当てはまる
- スタンダード(標準)より一つ上のグレードを選ぶ
チェックリストに当てはまるものがない
- スタンダード(標準)を選ぶ
性能は気にしない・安いタイヤが良い
- スタンダード(標準)より一つ下のグレードを選ぶ
※車の形によってはスタンダード(標準)より下のグレードが無い場合があります。
タイヤブランド(メーカー)を選ぶ
国内ブランドであればどのメーカーでもハズレは無いし選んで後悔するようなことはありません。
筆者的にはメーカーによる性能に大差は無いと感じでおります。つまりどのメーカーでもいいという事です。
それでもなかなか決められないという方は以下項目を参考に選んでみてください。
- お買い得メーカーは?
- 1番高いグレードを選ぶなら
お買い得メーカーは?
性能・流通量・ブランド力などを考慮すると
- ヨコハマ
- ダンロップ
あたりがお買い得と言えます。
価格相場は販売店によって違いますが以下の並びで概ね合っていると思います。
- ブリヂストン(少し高い)
- ダンロップ(普通くらい)
- ヨコハマ(少し安い)
- トーヨー(少し安い)
1番高いグレードを選ぶなら?
ブリヂストンのレグノシリーズをおすすめします。
燃費性能やウェット性能について
チェックリストで確認した性能以外にも燃費性能とウェット性能があります。
当サイトではこの2つの性能についてはあまり気にする必要は無いと考えています。詳しくは下記を参照ください。
燃費性能
燃費性能が上がると燃費が良くなりガソリンの給油量が減ります。結果としてお財布に優しいタイヤです。
しかし当サイトでは燃費性能の良し悪しでタイヤを選ぶ事をおすすめしていません。そもそも市販されているタイヤのほとんどがエコタイヤであり、燃費性能の高いタイヤを選んでも現実的に燃費はあまり良くならないからです。
むしろ燃費性能を追求し過ぎると以下のようなデメリットが出てきます。
- タイヤ価格が高くなる
- 乗り心地・静かさ・モチが悪くなる
ウェット性能
ウェット性能が高いほど雨の日のグリップ性能が高くなります。
しかし、以下のような理由があればウェット性能をベースにタイヤ選びをするのもいいと思います。
- 少しでも雨の日の安心感をあげたい
- 高速道路に良く乗る
ウェット性能はタイヤラベリングに記載されています。
ウェットグリップ性能のアルファベットがaに近づく程、雨の日のグリップ力が高くなります。
選んだタイヤを購入できるおすすめ通販サイト
日本ブランドタイヤが購入できるおすすめサイトを2つご紹介します。
- タイヤフッド
- Amazon
いずれも
- タイヤ交換予約
- タイヤ直送
が出来る通販サイトです。
TIREHOOD(タイヤフッド)
タイヤフッドとはタイヤ購入と交換予約を一度にできる通販サイトです。
とにかく「わかりやすい」「手間がかからない」サイトなので特に以下のような方々におすすめのサイトです。
- 車に詳しくない方
- タイヤ通販初心者
- シンプルなサイトで使いやすい
- タイヤ交換予約が簡単
- 支払いが一度で済む明朗会計
しかし、購入から作業まで1週間程時間がかかってしまうのでお急ぎの方にはおすすめできません。
Amazon
言わずと知れた大手通販サイトのAmazonですが、実はタイヤ購入だけではなく取付予約までできます。
日本ブランドを含めた有名ブランドタイヤが最安価格帯で購入できます。有名ブランドをとにかく安く購入したい方はAmazonがおすすめです。
しかし、「タイヤ通販初心者」や「車に詳しくない人」にはおすすめできません。
- タイヤ交換予約の仕方が複雑でわかりにくい
- 作業段取りの連絡が面倒
- 支払いが一回で済まない
タイヤの選び方【その他の選択肢】
- アジアンタイヤは意外とアリ
- 中古タイヤはおすすめできない
- オールシーズンタイヤは限られた人にしかおすすめできない
アジアンタイヤは意外とアリ
アジアンタイヤとは東南アジアなどのタイヤメーカーが生産する激安タイヤの俗称です。格安輸入タイヤとも言われます。
結論
選択肢としてはアリです。
少し前までは安かろう悪かろうな商品ばかりでした。
最近では有名タイヤメーカーとの技術提携などにより製造技術や品質が向上しているアジアンタイヤメーカーが増えています。
品質が認められて外車メーカーの新車装着タイヤに選ばれているなどのアジアンタイヤメーカーもあります。
- 生産国やブランドは全く気にしない
- 安全に走れればなんでもいい
- とにかく安くタイヤ交換を済ませたい
格安輸入タイヤの圧倒的なラインナップ
- 珍しいタイヤサイズでもきっと見つかる
取付予約・直送もできる
- 手間なしラクチン
最短当日発送
- 急いでタイヤ交換したい人にもおすすめ
逆に少しでもアジアンタイヤに不安を感じる場合はおすすめできません。安心して運転できるタイヤを選ぶことが安全運転につながります。
中古タイヤはおすすめできない
基本的におすすめできません。
- 新品より寿命が短い
タイヤは使用開始とともに劣化が加速する
- 寿命の割りに価格が高くコスパが悪い
思ったほど安くないことが多い
中古タイヤをおすすめするとしたら車代替え直前にパンクなどで交換が必要になった場合です。
あと少ししか使わないのに新品タイヤを購入するのはもったいないですよね?使用する期間が限られていれば寿命を気にする必要もありません。
ただし、ネット(個人やオークション)で購入するのはおすすめできません。
- 実際の保管状況がわからない
雨ざらしで長期間放置されてたタイヤかも…
- 写真からはタイヤの状態が分かりにくい
実はパンク修理跡があった…など
購入するなら必ず中古タイヤ専門店などの店頭にしましょう。
仕入れの時の状況を把握しており、タイヤの正しい知識を持った店舗から購入した方が確実に安全です。
オールシーズンタイヤは限られた人にしかおすすめできない
オールシーズンタイヤとは
- 晴れの日
- 雨の日
- 雪の日
などの色々な路面状況でも走れるタイヤのことを指します。
結論
選択肢としてはありです。
夏⇔冬タイヤの履き替えが不要になるので以下のメリットが生まれます。
- 突然の雪でも慌てず走れる
- 経済的でお得
- 履き替えの手間なし
- 保管スペース不要
雪国(降雪・路面凍結が頻繁に起こる地域)の方にはおすすめできません。オールシーズンタイヤは凍結路面(アイスバーン)は走行できないという弱点があるからです。