- 軽トラ・軽バン用スタッドレスタイヤおすすめ3選
- 車検に対応したスタッドレスタイヤの選び方
効きも重要だけど、荷物を載せてたくさん走るから、すり減りやすいスタッドレスタイヤは慎重に選びたいですよね。
本記事では、タイヤ販売会社(卸売りディーラー)に勤めている筆者が、
- タイヤを実際に「見て、触って、乗った」経験
- タイヤ販売店から集めた情報
- 大手サイトの口コミ、評価
をもとに比較・厳選した軽トラ・軽バン用スタッドレスタイヤおすすめ3選を紹介します。
ニワトリ先生
軽トラ・軽バン用スタッドレスタイヤおすすめ3選
軽トラ・軽バン用スタッドレスタイヤおすすめ3選は以下の通りです。
商品名タップで 詳細までスクロール | 価格 | 特徴 | 設定 サイズ | ゴム質 |
---|---|---|---|---|
ダンロップ WINTER MAXX SV01 (4.9) | 3,750円 | 耐摩耗性◎ 日本メーカー 最安価格帯 | 145/80R12 80/78 N LT 145/80R12 86/84 N LT 145R12 6PR 145R12 8PR | 撥水系 |
ブリヂストン BLIZZAK VL10 (4.8) | 7.458円 | 氷上性能◎ 耐摩耗性△ | 145/80R12 80/78 N LT | 吸水系 |
ヨコハマ ice GUARD iG91 for VAN (4.7) | 4,805円 | 氷上性能○ | 145/80R12 80/78 N LT 145/80R12 86/84 N LT | 吸水系 |
※価格調査:Amazon タイヤサイズ:145/80R12 80/78 N LT 調査日:2024年11月1日
ダンロップ|WINTER MAXX SV01
総合評価 (4.9)
- WINTER MAXX SV01の概要
-
前モデル(DSV01)と比較して、氷上ブレーキ性能が14%向上、ライフ性能が50%向上しています。
ISO・PR表記ともにすべてのサイズの製造を続けている数少ないバン専用スタッドレスタイヤ。
GOODポイント
- 耐摩耗性がとても高い◎
- 日本メーカー最安価格帯
BADポイント
- 特になし
密度の高いゴム質で耐摩耗性が高い。
ある程度荷物を載せていないと、つるつるの路面では空転しやすいと感じました。
- 走行距離が多い
- 非降雪地域
- 荷物をたくさん積む
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タイヤフッドとは?
TIREHOOD(タイヤフッド)はタイヤ購入から交換予約までワンストップ手間なしで完結するのが魅力のタイヤ通販です。
カー用品店最大手のオートバックスセブンなどが出資した企業が運営しており、信頼性は抜群。累計販売100万本以上の実績があり、安心してご利用いただけます。
- タイヤをネットで買うのが初めて
- 車に詳しくない
- めんどくさいのはイヤ
メリット | デメリット |
---|---|
タイヤ購入と交換予約が一度で完結してラクチン 交換費用などがすべてコミコミでわかりやすい 充実のアフターフォロー(無料のパンク保証&サイズ間違い保証) | 格安輸入タイヤの品揃えが悪い 最安ではない |
ブリヂストン|BLIZZAK VL10
総合評価 (4.8)
- BLIZZAK VL10の概要
-
前モデル(VL1)と比較して、同等の氷上ブレーキが15%短縮、摩耗ライフが20%向上している。
GOODポイント
- 氷上性能が高い
BADポイント
- 耐摩耗性が低め
氷上の効きの良さは、バン用スタッドレスでもブリザックが1番の印象です。
- 満載で荷物を積まない
- 走行距離が短め
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フジコーポレーションとは?
フジ・コーポレーションは創業50年を超える老舗で、東証一部上場企業です。
通販で購入したタイヤをフジコーポの実店舗(全国48店舗)に直送して交換可能。高い技術力のタイヤ交換をお手頃な工賃で受けられるところが魅力です。
全国のガソリンスタンド宇佐美(460店)や提携整備工場(2,000店)にタイヤを直送して交換も可能です。
- アルミホイールとセットで購入したい
メリット | デメリット |
---|---|
タイヤの品揃えが豊富 ホイールセットが安い ホイールフィッティングルーム | 作業段取りに少し手間がかかる 最安ではない |
ヨコハマ|ice GUARD iG91 for VAN
総合評価 (4.7)
- ice GUARD iG91 for VANの概要
-
前モデル(SY01V)と比較して、耐摩耗性は同等に保ちつつ、氷上制動性能が13%向上している。
GOODポイント
- 燃費性能が良い
BADポイント
- 特になし
氷上性能と耐摩耗性においてよく言えば、バランスが取れているタイヤ。悪く言えば可もなく不可もなくという印象です。
- 効きと耐摩耗性のバランスが取れているタイヤがほしい
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【車検対応】軽トラ・軽バン用スタッドレスタイヤの選び方
車検に対応した軽トラ・軽バン用スタッドレスタイヤの選び方は以下の通りです。
ロードインデックス(荷重指数)を確認する
運転席側ドアを開けたところに貼ってあるラベルに記載されているタイヤサイズとロードインデックス(荷重指数)を確認して、同じサイズ・荷重指数のタイヤを選びましょう。
荷重指数(ロードインデックス)とは?
ロードインデックス(荷重指数)は、規定の条件下でそのタイヤが支えることができる最大負荷能力を示す数値です。
「80」は単輪、「78」は複輪時を指します。「80」はタイヤ1本あたり450kgの負荷能力があることを意味します。
- 145/80R12 80/78 N LT
- 145R12 6PR LT
軽トラ・軽バンのほとんどは、「145/80R12 80/78 N LT」もしくは、ひと昔前の車であれば「145R12 6PR LT」が装着されています。
一部、荷重指数が高い「145/80R12 86/84 N LT」・「145R12 8PR LT」のタイヤが装着されている車種もあるので注意が必要です。
- アクティ
- バモスホビオ
- ミニキャブミーヴ
ISO表記との互換性
基本的には、元々車両についていたタイヤサイズと同じタイヤを装着しますが、ロードインデックス(荷重指数)によっては変更が可能です。
ひと昔前はプライレーティング表記(PR)が主流でしたが、現在販売されている車のタイヤサイズはISO表記(80/78など)が主流です。
現在では、PR表記タイヤの製造をやめて、ISO表記タイヤしか製造していないタイヤメーカーがほとんどです。
PR表記 | 可否 | ISO表記 |
---|---|---|
145R12 6PR LT | 145/80R12 80/78 N LT | |
145R12 8PR LT | 145/80R12 86/84 N LT |
「145R12 6PR LT」から「145/80R12 80/78 N LT」、「145R12 8PR LT」から「145/80R12 86/84 N LT」への変更は可能。
ISO表記 | 可否 | PR表記 |
---|---|---|
145/80R12 80/78 N LT | 145R12 6PR LT | |
145/80R12 86/84 N LT | 145R12 8PR LT |
「145/80R12 80/78 N LT」から「145R12 6PR LT」への変更は可能だが、「145/80R12 86/84」から「145R12 8PR LT」への変更は不可。「145/80R12 86/84 N LT」の方が最大負荷能力が10kg高いため。
実際のタイヤサイズは全く同じではなく、PR表記の方が少しだけ外径やタイヤ幅が大きいので、ISO表記とPR表記のタイヤを、同一車軸内で混用してはいけません。
長持ちさせたいなら荷重の高いタイヤを装着する
- 重い荷物をたくさん載せる
- 走行距離が長い
上記の場合、あえてロードインデックス(荷重指数)が高いタイヤを選ぶことで、タイヤを長持ち(長い距離を走れる)させることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
(タイヤが長持ち) 耐摩耗性が高くなる | タイヤが高価になる 氷上グリップが低下 ウェットグリップが低下 |
荷重指数が高い=強度・剛性が高いので、耐摩耗性が向上します。もちろん、車検にも問題なく通ります。
しかし剛性が高くなる分、グリップ力が若干落ちます。凍結・ウェット路面を空荷状態で走行すると空転しやすくなるなどのデメリットもあるので注意が必要です。